ベトナムでの妊娠体験記③定期検診の続編です。
日本では、超音波検査で胎児の性別が分かるようになるタイミングで、病院の先生に尋ねれば性別を教えてくれることが一般的ですが、ベトナムではちょっと違います😐
ベトナムでは、医者が出産前に子供の性別を伝えるのは法律で禁止されているのです。実際にどんな法律文章なのか確認したことがないので、それが法律で定められているのか、病院のルールなのか、はたまた「○ヶ月以降にならないと教えられない」という性質のものなのかは定かではありませんが・・・😅
性別を伝えることが禁止されている理由の1つに、ベトナムにおける男女人口の偏りがあるそうです。
ベトナムは女性不足?
ベトナムでは、女性がとっても働き者なのに実はかなりの男尊女卑傾向にあります。だから、子供も男の子を欲しがることが多く、2003年に性別を理由とした中絶が禁止されたほどです。
しかし、中絶そのものは合法なので、何らかの理由をつけて中絶することは可能です。紙面上は別の理由でも、本当は性別を理由にして・・・なんて悲しいケースもまだあるようです。
このため、ベトナムでは男性の方が多く、将来的には男女差がアンバランスになると危惧されているのです。
そういう背景もあって、ベトナムではお医者さんが性別を教えることは禁止されています。
・・・が、
男女どちらでも歓迎の人にとっては、ちょっと不便な制度です😅。
実際に病院では・・・
私の場合、洋服の準備とか色々あるので早めに知りたかったのでダメもとで聞いてみたところ・・・
「Oh, you have a little princess!!」
って、あっさり教えてくれました。
どうやら、教えてくれるかどうかは病院の先生によるようです。私たちが外国人だったこともあり、早期に教えてくれたのかもしれませんが、次の検診で確認のために聞いてみたら、その時の超音波担当の先生は「ベトナムでは教えられません」の一点張りで教えてくれませんでした😑
知りたくない場合は早めに伝えること
他方で、こんなルールがありながら、勢い余って勝手に教えてくる先生もいるようです(笑)
この辺は、ザ・テキトーなベトナムらしいですが、産まれるまで性別を知りたくない場合は非常に迷惑な話ですよね・・・。
しかも、勝手に伝えておきながら「あ、性別を伝えたことは内緒にしてね」とか言ってくる医者もいるようで・・・苦笑😕
もし知りたくない場合は、相手がフライングしてくる前にきちんと希望を伝えておくことが重要です。
こんな、少しの点が日本と異なるベトナムでの妊娠ストーリーはまだまだ続きます・・・😛
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