外貨への両替どうすべき?試行錯誤の結果、行き着いたのは海外プリペイドカードでした。

海外に行く際に誰もが考えるのが、「両替どうしよう?」ということですよね。私も、海外旅行・留学・駐在の度に色んな方法を試してみました。高校留学した時は、まだクレジットカードを持つのが不安だったので、トラベラーズ・チェックを郵便局で大量に購入して、現地の銀行口座へ全て投入したこともあります。当時はこれが一番安い送金方法だったのですが、トラベラーズ・チェックには1枚ずつ全てにサインすることが必要で、銀行窓口の方にため息をつかれたことも(笑)。

その後は、クレジット・カードのキャッシングサービスで少量の現地通貨を手にして、その他はクレジット・カード払いをするという方法に切り替えましたが、これが便利なのは旅行などの短期利用の場合のみです。

しかし・・・時代の変化とともに、便利なサービスが出現するものです。アメリカ赴任の前に、お得なお金の送金方法を調べていたところ、海外プリペイドカードの存在を知ったのですが、これがとっても画期的でお得なサービスなのです!海外プリペイドカードは何種類かありますが、有名なのは「キャッシュパスポート」、「マネパカード」、「世界中で使えるキャッシュカード「MoneyT Global」」、「NEOMONEY」だと思います。それぞれ少しずつ違うのですが、レートの関係で私が検討したのは「キャッシュパスポート」と「マネパカード」で、最終的に利用したのは「マネパカード」でした。なので、以下ではマネパカードをご紹介しますが、その他カードとManepaCardの大きな違いは、代理人から振り込みができるかどうか(日本にいる家族が海外への送金手段として使えるかどうか)ですので、この点をよく把握して自分に合ったカードを作ると良いです。

マネパカードって何?

簡単に言うと、外貨がチャージできるプリペイド式カードです。クレジットカードのように海外のショッピングやATMでの引き出しに使えて、国内でも使える優れものです。

利用方法も簡単で、ManepaCardの会員専用口座に日本円を入金して、オンライン上で両替し、カードにチャージするだけで利用することができるのです。両替作業が発生するところ以外は、Suicaとかの電子マネーと変わりません。

クレジットカードと何が違うの?

ManepaCardの利用方法は、クレジットカードとほぼ同じなので、「じゃあクレジットカードでいいじゃん?」と思いますよね?しかし、海外プリペイドカードの良いところは、あらかじめレートが良い時にオンラインで外貨に両替しておくことができる点です。ここでのポイントは、

①電信売相場(TTS)レートに限りなく近いレートで両替可能

②適用するレートを選べること

なのです。

「①電信売相場(TTS)レートに限りなく近いレートで両替可能」とは?

外貨への両替時に適用されるレートは、新聞などに掲載される相場レートを基準に取引されますが、空港や銀行で現金から現金の取引をすると手数料がかかるので、公表されているTTSレートで計算した通りの外貨が手に入る訳ではありません。私の経験上、現金間の両替が一番レートが悪く、トラベラーズチェックとクレジットカードが互角です。トラベラーズチェックは安全だけど利便性が悪く、クレジットカードは便利だけどいつのレートが適用されるかは、各クレジットカード会社の精算ルールに従うので、「今日はレートが良いから買い物しよう!」と思っても、その日のレートが適用になるとは限らないという不便さがあります。

その点、ManepaCardであれば、手数料が安くてTTSレートに限りなく近い金額のレートを利用できるので、かなりお得です。数千円なら大した変化はありませんが、留学用の生活費などまとまった金額だとかなりの差が出ますので、抜群の安さだと思います。私も、アメリカ駐在時に生活立ち上げで車の購入費や家のデポジットなど100万円くらいを外貨にする必要があったのですが、ManepaCardじゃなかったら数万円は損していたと思います。大きいですよね?

「②適用するレートを選べること」とは?

もう一つの利点は、外貨に両替するタイミングを自分で選べるので、例えば旅行に行く前の数週間・数ヶ月のレートを注視しておいて、「最近レートが良いな」と思った時に両替しておくことができるのです。前述した通り、クレジットカードは、レート変換日がカード会社の清算日ルールに従うので必ずしも購入日のレートが適用されるとは限りません。しかも、ManepaCardなら1枚のカードに主要6通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円)をチャージすることができるので便利です。

申し込み方法は?注意点は?

カード口座は日本に住んでいる15歳以上の方なら誰でも簡単に、インターネット経由で最短5分程度で申し込みできます。ただし、注意すべきは「日本に住んでいる」という点。住所確認が必要だったり、マイナンバーの入力が必要なので、既に海外に住んでいて「日本に住所がない!マイナンバーを取得してない!」という人は利用が難しいようです。

日本から申し込みができる点さえクリアできれば、基本的にはプリペイドカードなので、機能はクレジットカードだけど、入会時の与信審査も無くて手続きも簡単です。チャージさえしておけば外貨のお買物では1回約80万円、1日約100万円まで、円貨のお買物は1ヶ月50万円まで利用できます。

オンラインで入金・残高確認ができるので、海外にいながらも日本円をネットバンキングで入金して、レートの良い日に両替することができます。ネットバンキングは、月に数回入金手数料が無料の住信ネットバンキングがオススメです。また、カードショッピング保険もついているので、万が一の場合も安心です。


キャッシュパスポートではなく、ManepaCardなのはなぜ?

実は、キャッシュパスポートもManepaCardと同じように両替手数料が安いので検討したのですが、ManepaCardは会費無料なのと、外貨の空港受け取りサービスが出来る点を重視して、ManepaCardを利用しました。

キャッシュパスポートは、予め委任手続きをしておけば日本にいる家族からカードへチャージをできる点でManepaCardと大きく異なり、留学している子供への送金手段として使えるのが魅力的です。しかし、1年に1度も取引が無いときは13ヶ月目から月150円の手数料が発生するというデメリットがあるので、私の場合は日本の家族からの送金必要性が低く、給料は米国の口座で米ドル支払われるので定期的に利用する必要性も低いという点からManepaCardにしました。

実はManepaCardだけ空港での外貨受取サービスがあり(上限2000米ドル、月1回まで利用可能)、手数料は1回500円かかりますが海外に出発する前に、両替した外貨を受け取ることができるのです。しかも、通常のオンラインチャージレートより更にお得な為替レートが適用されるのです(手数料が安いという意味)。私の場合、海外赴任してすぐに家のデポジット支払いでまとまった現金が必要だったので、上限いっぱいの2000ドルを空港で受け取りました。TTSレートに限りなく近いレートで両替できて、事前に現金を受け取る方法は、これ以外に知りません。受け取りは成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港の4空港で可能です。あらかじめ、現金を手元に持っておきたいという方にはオススメです。

(でも、Tポイントが貯められるキャッシュパスポートは本当に魅力的なんですけどね。利用目的が留学のためだったら、こっちにしたかもしれません)

他のカードとの違いは?

冒頭でご紹介した通り、海外プリペイドカードはManepaCard以外にもたくさんありますが、私がMoney T Globalとネオマネーを検討しなかったのは、この2枚は使う瞬間までお金は日本円での預かりとなり、使用時にそのときのレート+為替手数料が上乗せされるので、両替機能としてはそんなに魅力を感じなかったからです。

しかし、この2枚は子供の留学用に持たせることが主な目的であれば便利だと思います。
特に、Money T Globalは大手旅行会社JTBが発行する海外プリペイドカードで、下記のような安心の手厚いサポートがあるのが魅力的です。

1.世界40都市のJTB海外トラベルデスクで日本語のサポートが受けられる。

2.海外でカードの盗難・紛失などが発生しても、24時間対応の日本語コールセンターが利用できる。

3.渡航先で、自然災害・伝染病・治安速報などが「危険回避速報」として日本語のメールで受信できる。

4.利用する度に事前に登録したメールアドレスに利用内容と残高が届くので内容が把握できて使いすぎの心配がない。また、事前に登録しておけば本人以外にも利用明細メールが届くので、大金の引き出し・利用があった場合は「何かあったのかな?」というアラートにもなり、子供の行動を把握する点で便利。

という点なのです。


Money T Globalとネオマネーは両方とも、予め代理登録をしておけば本人以外が日本から指定口座に振り込みをしてカードにチャージすることができるので、留学時の送金手段として検討する価値はあると思います。

結局は、メリット・デメリットをよく比較して自分に適したカードを作るのが良い!

なんだか、ManepaCardの営業みたいになってしまいましたが、海外の滞在期間や目的によって使い分けるのが良いと思います。もちろん、為替の動きを読むのは難しいので、クレジットカードを使った方が安かった!というケースもあるかもしれませんが、「海外送金」という観点ではクレジットカードの機能は不十分です。要するに、使い分けが必要で、私は「短期の旅行→クレジットカード」、「留学・駐在などの長期滞在→海外プリペイドカード」を利用しています。海外プリペイドカードは、両替できる通貨が限られていますし、その点ではクレジットカードが便利です。

ご自分の利用目的に合った両替・支払い方法を探して、お得に海外旅行・生活を楽しんでください。

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