海外で子宮内膜症と診断されたので、現地で手術した体験談。同時に円錐切除術もです①初診編

最近、私の周辺で「婦人科系の病気になっちゃって・・・」という声をよく耳にするのですが、実はそんな私も婦人科系の病気経験者です。しかも海外で。

きっかけは、これまでに経験したことのない腹痛

20代前半に、インターンシップのため、香港に滞在していた時のことです。何の前触れもなく、朝起き上がれないくらいの下腹部の痛みがあり、とりあえずインターン先には「今日休みます」の連絡を入れました。

ひとまず市販薬を飲んで安静にしていたのですが痛みは治まらず、「何か変だな~と」思いながら「下腹部・痛み」などのキーワードでグーグル先生に質問してみると、婦人科系の病気を疑ってみるという情報がたくさん出てきました。

これまでの人生で、産婦人科にかかったことはなく、しかも海外滞在中なので病院に行くのはハードルが高かったはずなのですが・・・

なぜか当時の私の思考回路は真逆に動き「せっかく海外保険の手厚いJALカードを作ってきたんだから、使ってみるか~」と考え、産婦人科に行くことにしたのです(その他、海外旅行にオススメなクレジットカード情報は、こちらのサイトが分かりやすいです)。


病院アポ取りの際にこだわったのは「女医さんのいる病院」という点。日本語OKな病院を探したところ、大手私立病院Hong Kong Adventist HospitalのStephanie先生(Dr.Chow Chun Hing)のアポがその日の午後に取れたので、善は急げと病院に行ってみることに。

後で友人が調べてくれたのですが、ネット情報だとステファニー先生のレビューは「Very Expensive but Great(高いけど素晴らしい)」だそうで(香港は医療費自由診療制なので、先生の言い値で治療費が決まるんです)、保険が使えなかったら受診を躊躇していたかもしれません。

しかも、ステファニー先生は日本語も堪能で、香港在住の多くの日本人を診てきた女医さんです。先生はご自身のクリニックも開業されていて、室内にはこれまでに診てきた多くの患者さん(多くは先生の診察を受け、香港で出産された妊婦さん)からの年賀状やお礼状が壁一面に貼ってあります。これを見るだけで、どれだけ先生が愛されているかが十分に伝わるので、安心できました。

人生初の産婦人科受診

さて、指定された時間に病院へ行き、ステファニー先生とのアポがあることを伝えると、すぐに順番が回ってきました。医療英語は大変難しいのですが、この初診療の時は「産婦人科って英語でなんて言うんだっけ?」という状況(笑)。辞書を携えての受診となりました・・・。

Adventist病院には日本語通訳サービスもあるのですが、産婦人科だし、何となく利用するが恥ずかしかったので自力で何とかしましたが、利用している患者さんは多かったです。

看護師さんから名前を呼ばれ、診察室の中に入ると、ショートカットの聡明な女医さんがニコニコと話しかけてくれました。これがステファニー先生との初めての出会いです。

まずは口頭で先生に症状を話し、痛い場所などを示して状況を伝え、診察台に乗りました。下腹部を触りながらお腹の張りや痛い場所を確認すると、

先生:超音波しましょうか。やったことないんだろうし、念のため子宮頸がんの検診もしましょう

私:「(言葉が難しくてよく分からないけど・・・)とりあえずOK!」(笑)。

別室に案内され、そこにある機械を見てようやく「あ~。よく妊婦さんが検査されるときに使ってるやつか~」と納得。服を脱いで診察台に乗り、改めて「女医さんでよかった~」と安心していると、ステファニー先生がテキパキと準備して診察開始です。

超音波診断に使うゼリー(?)を塗られて、下腹部の上をくるくると動かされました。白黒の画像が映し出され、私は見ても??ですが、先生は真剣に確認ポイントをチェックしています。

その向かい側にある別の椅子に座り直し、子宮頸がんの細胞診(綿棒で子宮頸部をこする)もされたので、ちょっと気持ち悪かったですが、先生は「これちょっと痛いかも」とか、「すぐ終わるから」など声をかけてくれたので(しかも日本語で)安心して委ねている間に検査終了です。

先生の反応は??

診断が終わり診察室に戻ってくると、いきなり先生から「今まで、生理がすごく痛かったんじゃないの?」と問いかけられました。

しかし、生理は痛いものだと思ってたし、痛み慣れしていたし、他人と比べられるものでもないので何と答えて良いか分かりません

ただ、思い返してみると、生理の間は血の気が引いて、だるくて、お腹が痛いのでいつも生理痛の薬を飲んでいたことを考えると症状は重い方だったのかもしれません。

そして、これまでの生理痛の症状について色々考えていると、先生から聞き慣れない言葉が出てきたのです。

先生:「子宮内膜症ね。チョコレート嚢胞になってるわ。小さいけど、卵巣嚢腫もあるみたい。次回、子宮頸部細胞診の結果が分かったら教えるわ」

私:「・・・えーっと。よくわかんないんですけど?笑」

日本語で言われたのに、よく分かりません(涙)。先生が絵を描きながら説明したところによると、簡単に翻訳するとこんなことらしい・・・。

子宮内膜症とは、子宮の中以外の場所に子宮内膜が出来てしまう病気。つまり、子宮とは別の部位で子宮の中と同じように月経が起きてしまうのです(そりゃ、ダブルで月経来たら痛み倍増ですよね・・・)。私の場合は、組織間の癒着が激しいから、月経時以外でも下腹部の痛みや腰痛という症状があるとのこと。

チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣の中で発症してしまい、出口がない血液や剥離した細胞が卵巣の中に溜まってしまう症状のこと。子宮内膜の細胞や血液が変色してチョコレートのように見えるのでチョコレート嚢胞と呼ばれてるらしく、卵巣嚢腫の一種に分類されることもあるのだとか。

卵巣嚢腫とは、卵巣にできる腫瘍で悪性(ガン)ではないもののこと。大きくなると「茎捻転」の恐れがあるので手術で取り除いた方がいいけど、私の場合は小さいので緊急性はないとのこと。

うーん。高校生の頃に、下腹部が痛くて何度も盲腸を疑ったけど、我慢できる痛みだから盲腸でもなく・・・と色々考えている間に放置してしまった痛みの原因が、なんと香港に来てようやく分かったのです(笑)。

んで、治療をどうするかという話なのです・・・先生から「細胞診の結果が分かったらもう一度受診しに来て」と言われ、その日は薬も今後の話も詳しくせず、私もよく分からなかったのでそのまま帰宅することになりました。

Part②に続く

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